コラボ満載エンタメイベ!YOU(遊) VOL18 夏の始まり

ダンス イベント YOU(遊)

レベルの高いエンタメイベント! 『YOU(遊) VOL.18 -夏の始まり-』

今年も夏がやってきた! もはや“夏の定番”になっているイベント『YOU(遊) VOL.18 -夏の始まり-』が川崎CLUB CITTAで開催された。ダンサーYOUCANが代表取締を務める株式会社 遊が送るこのイベント。今回でなんと18回目を迎え、今では一般となりつつある「ダンサー自ら主催するイベント」の火付け役となった老舗イベントだ。それだけに若手からベテランまで、幅広いパフォーマンスが見ることができる。今回は総勢38組のダンサーとアーティストが3部に渡り夏の始まりを彩った!


キッズからゲストダンサーまで盛りだくさん!『YOU(遊)VOL.18』第1部レビュー

第1部はダンスナンバーからスタート。SHUNナンバーのスピード感あふれるタップダンスや女性の強さを表現したHIPHOP、妖艶な雰囲気で会場中が一気に引き込まれたJAZZと、序盤から多彩なジャンルで見せつけてくれた。

YOUVOL.18

そしてGENERAL DANCERの2組が登場。

YOU VOL.18

1組目はAYAKA+MIKU。なんと2016年の『遊(YOU)』で出会ったという2人。HIPHOPのダイナミックな動きと細かい動きのバランスが気持ち良い。大きなステージを広く使い、オーディエンスを盛り上げた。
2組目はIROHA。今年結成された男性2人組のチーム。歌詞と音を絶妙に切り替えながら作られた振りに引き込まれ、実力の高さを見せつけた。どちらも結成間もないながらもチームとしての見せ方やレベルが高く、今後の活躍に注目したいと思わせるダンサーだ!

若手ダンサーのエネルギッシュなショーケースのあとは、物語性のあるナンバーやダンサーKAORIが育てキッズ、中高生のフレッシュなナンバーが続き、オーディエンスを湧かせた。

YOU.VOL18

どのナンバーも内容が濃く、見入っているうちに、あっという間に第1部もラストを迎える。PICK UP DANCERの美豚が登場した!

YOU.VOL18

『渡る世間は鬼ばかり』のテーマが流れ始めると嫁姑の壮絶な戦いが始まる。『クレヨンしんちゃん』の『ダメダメのうた』で戦いがヒートアップ! “いい意味”でふざけた選曲とコミカルながらもレベルの高いダンスにオーディエンスの笑いが止まらない! 「さすが!」というしかない内容で、会場は笑いと拍手に包まれ第1部は幕をとじた。


注目の櫻遊志ライブにサプライズも!?『YOU(遊)VOL.18』第2部レビュー

第2部は今年大注目のアーティスト櫻遊志のライブからスタート。
彼は新宿歌舞伎町のホストクラブ「SENCE -TOKYO-」の経営者でありながら、パフォーマー、モデル、DJなどの活動をしているマルチな才能の持ち主。今年6月に歌手デビューをした。そんな櫻遊志がライブパフォーマンスで会場を熱くする。
櫻遊志

1曲目はデビュー曲『PLAY THE WILL』。
疾走感あふれるデジタルサウンドに乗せ、バックダンサーとともに踊り歌う。「未来は俺が作り上げる」強い意志を感じる曲でオーディエンスの視線をロックする。

YOU.VOL18

2曲目の『Sugar Love』では作曲者である喜多山ジュンヤがサプライズで登場。ピアノ演奏にあわせレアなアコースティックversionを披露。

この次は喜多山ジュンヤのオリジナル曲を披露したのだが、ここで更にサプライズが!
YOU.VOL18

主催者であるダンサーYOUCANが登場。曲に合わせてソロダンスを披露! このコラボレーションは当日の朝決まったらしいが、そんなことは微塵も感じさせない見事なダンスを見せてくれた。

そしてライブのラストは最新曲『This is My Life』。『海猿』や『ルパン三世』のテーマソングをプロデュースしていることで有名なR&BシンガーSweepのプロデュース。この曲は、櫻遊志の決意表明とも言えるもので、熱いパフォーマンスにオーディエンスは歓声で応えた!


YOU.VOL18

そして、GUEST DANCERのしゅんももがタップダンスと三味線でどよめきが湧くほどのショーを見せ、その後も個性あふれるナンバーが続く。

YOU.VOL18

第2部はショーケースにも個性が光った。GENERAL DANCERのMADNESSがステージを駆け回るほどの勢いを見せれば、yurina+manatieはシンクロ率の高いクールなダンスを見せる。mozzaは白と黒の対照的なビジュアルで世界観を作っていた。

PICK UP DANCERのNew Jack Dawgは、HIPHOPやHOUSEなどのジャンルを織り交ぜ緩急のあるショーでオーディエンスを盛り上げる。

New Jack Dawg

そしてラストはGUEST DANCERのタニグチエリカ×EMIO。影絵を見ているような感覚になる不思議なショーだ。無音の余韻でショーが終わるという圧倒的な世界観を見せ、第2部が終了した。


遊ならではのコラボや圧巻のショーケースが満載!『YOU(遊)VOL.18』第3部レビュー

イベントのラストを飾る第3部。主催のYOUCANナンバーからスタートだ。チーム感があり、メンバーそれぞれがステージを楽しんでいて、オーディエンスも自然と笑顔になる。

3部からは有名ダンサーのナンバーも圧巻のステージングを披露! 松GORIナンバーがファッション、選曲が見事にマッチしたショーを見せ、YWKIナンバーが緻密な構成やスピード感とノリの緩急あるハイクラスなショーをかますなどレベルの高いナンバーが続く。出演者のダンススキルも目を見張るものがあり、さすがとしか言いようがないナンバーでオーディエンスから歓声を集めた!

YOU.VOL18

そしていよいよGUEST DANCERによる怒涛のショーケースを畳み掛ける。
まずはHIPHOPとブレイクダンスを融合させたBearKnuckle。完成度の高さもさることながらイケメンチームとしても人気のある彼ら。登場するだけで大歓声が湧いた。
BearKnuckle

YOU(遊)に初登場のavecoo率いるavecrewは、メンバー1人1人の「私が一番セクシーよ!!」と言わんばかりの存在感の高さにオーディエンスは大盛り上がり!

avecrew

さらにばい菌持ってる鳩+マルコリーニ&SAYAKA(Geisha Crew)が「丑の刻参り」をテーマに、コミカルさとホラーを融合させたショーをかましたかと思えば、Cen+MIWAが曲の切ない世界観を最大限に表現したショーを見せる。
ばい菌持ってる鳩
Gen+MIWA

このショーの幅広さこそYOU(遊)の醍醐味だ。

SWING TOP STARS☆は爽やかなLOCKダンスでのショーでオーディエンスを盛り上げる。チームとしての見せ方の面白さや難易度の高い技を軽やかに繰り出す様は、まさに圧巻。
SWING TOP STARS☆

そしてNAOTO(LYRICAL THANKS)+shu_hei(TOKYO FOOTWORKZ)+TakE/SlasH(GROOVIN/SLASH)の異色ユニットの登場。実は「元ご近所仲間」という彼ら。チーム感は抜群!ヒップホッパーがHOUSEを、ハウサーがHIPHOPを、普段ではなかなか踊らないであろうジャンルを披露し、楽しませてくれた。

NAOTO(LYRICAL THANKS)+shu_hei(TOKYO FOOTWORKZ)+TakE/SlasH(GROOVIN/SLASH)

続いてもタップとBE BOPの異色ユニット、HASE(Repoll:FX)+SHUN(TAP JAM CREW)+Aska Shiozawa+Kohki(BrokenBeatsDancers)が登場だ。TRFの『EZ DO DANCE』という飛び道具のような選曲で会場のアラフォー、アラサーを大いに盛り上げた。
HASE(Repoll:FX)+SHUN+(TAP JAM CREW)+Aska Shiozawa+Kohki(BrokenBeatsDancers)

杏仁豆腐はグルーヴの塊と言っても過言でないほどの貫禄と安定感を見せる。TLC、Janet Jackson、Blackstreetの1990年後半から2000年初頭の珠玉のR&Bナンバーを選曲するところもダンスファンのみならず音楽ファンも唸らせるショーだ。
杏仁豆腐

そしてこのイベントのラストを飾ったのは、TATSUO+Takky。GLASS HOPPERとTOKYO FOOTWORKZというHOUSE界のトップクラスの実力と人気を誇るチームのメンバーのまさに夢のような共演。
TATSUO&TAKKY

まずはソロからスタート。TATSUOが情熱的なダンスを見せ、Takkyが高速ステップと高難度の技を繰り出す。鏡合わせのような動きから徐々に同じ動きになっていく…。色の違う2人が混ざり合っていくような構成に引き込まれるようだ。物語を見ているような世界観のある作品にオーディエンスからは今日一番の歓声が湧いた!
TATSUO&TAKKY


ダンスと音楽を楽しむなら、マストなイベント!

YOU(遊)の一番の醍醐味はそれぞれがダンスと音楽を楽しめるところだ。今回、DJタイムにダンサーたちがフロアで踊る姿が多く見られた。DJタイムは“休憩時間”となってしまうことが多いなか、YOU(遊)には、純粋に音楽とダンスを楽しみに来ているお客さんが多いことに感動すら覚える。
ショータイムでは、クラブでのイベントでは珍しくスタンディングではなく、ゆったりと座りながら作品に集中できる。これには家族できているお客さんへの優しさが感じられる。

なお今回は、主催側のお遊び企画として「YOUCANを見つけた人にドリンクチケットをプレゼント」企画があったり、ライブ時のサプライズ登場があったり「イベントを楽しんでほしい!」という心配りが感じられた。今後も最上級のエンタメイベントを届けてくれるのは確実! エンタメ心を大切にしたYOU(遊)。来年の開催が今から待ち遠しい!

 

Text:安泉航

Photo:Kohki Maeda

イベント運営:株式会社 遊