DANCE ALIVE HERO’S 2017 ヒーローが生まれる場所

DANCE ALIVE HERO'S 2017 アライブ ダンスバトル

ダンスの祭典からヒーロー誕生の場へ! DANCE ALIVE HERO’Sが熱い

4月23日にDANCE@LIVEが名前を変えて、両国国技館に帰ってきた! 2006年から続くダンスバトルをメインコンテンツとしたストリートダンスの祭典は、後ろにHERO’Sの言葉をつけて新しくリニューアル。ダンスのヒーローが生まれ、称えられる場所に進化し、白熱のダンスバトルが繰り広げられた。
今年は何といってもすべてのカードが決勝レベル! ベスト8から何が起こるか分からない、そんな注目のバトルカードに会場は超満員のダンスファンで埋め尽くされた。
はたして激戦を制し、ヒーローに輝いたのはどのダンサーなのか! DANCE ALIVE HERO’S 2017の見どころも踏まえてレポート!

DANCE ALIVE HERO'S 2017


進化したDANCE ALIVE HERO’Sのすごさ

筆者はDANCE@LIVE(以下略 アライブ)を2014年から取材をさせてもらっており、年々進化していくアライブを見てきた。今までと比較して大きく変わったのは「ヒーローを作ろう」というイベントの想いが、より具体的に作られたことだと思う。
まず、ファイナルに入ると以下のことが新しく導入されていた。

・ファイナルに入る前にMCによるセレモニー。MCは黒スーツを着用。決勝の舞台に格式が生まれる
・ステージには格闘技のリングのようにロープが張られ、ファイナルだけの特別仕様のステージに
・バトル前に出場者の意気込みVTRを流す。ファイナリストだけが得られる特権。エンタメ性がアップ
・オーディエンス代表として、陪審員ジャッジの評も公開(本戦のポイントにはならない)
・大会終了後にヒーローインタビューを開催

これを見たとき、アライブDANCE ALIVE HERO’Sに名前を変えた理由がよく分かった。これは素晴らしい演出だと思う。筆者は日本のダンスイベントで、ここまで一貫してエンタメ性とヒーロー(優勝者)へのリスペクトを形にしたものを見たことがない。日本のダンスイベントも楽しくなってきたなと感慨深く両国の会場を後にした。
DANCE ALIVE HERO'S 2017

と、ここで記事を終わりにはできないので、メインステージを中心にレポートしよう!

出典:YouTube


Beat Buddy Boiが話題の新曲を披露! 圧巻のゲストダンスショーも必見

メインステージではゲストショーケース&ライブが開催。これは毎年あるのだが、今年はKIDSとRIZEのベスト8もメインステージでおこなうようになったので、例年よりもメインステージに上がるゲストチームは少なくなった。より選抜されたゲストしか立てないステージに生まれ変わったが、まずこのステージでライブを魅せてくれたのは、ダンスボーカルグループのBeat Buddy Boi

Beat Buddy Boi
出典:公式サイト

ダンスシーンの制覇後にメジャーデビューを果たし、現在はNAKAMA PROJECT2で全国を回っているBeat Buddy Boi。この日は、メインステージだけでなく、アノマリー・スカイ・アンダーグラウンド、すべてのステージで敢行されたライブは、すべてセットリストを変えてパフォーマンス。表現幅が増したBeat Buddy Boiの楽曲を多くのダンスファンに届けた! 披露したのは3月29日にリリースされたばかりの『キセキ ~ウェディングver.~』。

出典:YouTube

タイトルを見て気づく方も多いと思うが、今作はGReeeeNのプロデューサーを務めるJIN本人によるプロデュース作品。SHUNのクリアなラップと歌声に、メロウでありながら、玄人にしかできないダンステクニックの入った振付はまさにBeat Buddy Boiにしかできないパフォーマンスだ。
Beat Buddy Boi

世界一に輝いたダンスチーム! Fabulous Sisters

Fabulous Sisters
出典:DANCE@WEB

ファイナルバトルの前にメインステージに現れたのは、2016年7月30日に開催された「WORLD OF DANCE FINAL」で優勝し、世界一に輝いたFabulous Sisters。しかも、キッズを中心に結成されたダンスクルーだ。
360度見られるアライブの舞台で、どの方向から見ても激しさ、すさまじさ、美しさが伝わる驚異的なダンスを魅せる。そして、何よりも構成とフォーメーションの変化が逸脱で、ダンサー達の振り付けによって舞台転換をしているかのような錯覚を起こす。

Fabulous Sisters

実は4月1日に「LOVE BOX2017」というアーティストライブに参加したFabulous Sisters。出演していた三浦大知w-inds.からも、ものすごいダンスチームだと称賛されていた。今後大活躍するチームなので、要チェックしたい!

出典:YouTube

九州どころか世界レベル! 九州男児新鮮組

九州男児新鮮組
出典:スタジオフェイス公式サイト

続いて登場したのは、アライブといえばこのチーム! 想像もつかないスーパールーティーンと人間離れしたパワームーブを立て続けに決めるブレイキンチーム・九州男児新鮮組
もはや、このショーケースだけでもチケット代を払って良かったと思える圧巻のブレイクダンスショー! 途中で人間大車輪のようにグルグル回す技は、まるで子供が人形をめちゃくちゃにブンブン回すかのよう。でも、人形じゃなくて人間。めちゃくちゃなのは雑ではなく技なのだ。世界に誇ってもいい壮絶なショーケースを繰り広げる。

出典:YouTube

今年はルーティンやパワームーブはもちろんすごいのだが、それ以外の技を序盤に多く入れているのと、選曲が少しブレイキンぽくないものも含まれていて、すごさの中に変化球を感じるショーケースになっていた!
九州男児新鮮組


最強の高校ダンス部・男子高校生に輝いたのは

近年、若い学生ダンサーにも夢と活躍の場を用意するアライブ。今年は新企画「GATSBY HIGH SCHOOL ダンシ COMPETITION」を開催。全国のダンスを愛する男子高校生の中から、最もイケてる男子高校生を決めるラストバトルがメインステージでおこなわれた。そして、今や全国の高校ダンス部が目標とする大きな大会となった「HIGH SCHOOL DANCE COMPETITION」も同ステージで開催。全国予選を勝ち抜いた3校で優勝を勝ち取ったのは?!

GATSBY HIGH SCHOOL ダンシCOMPETITION FINAL

大和
本コンテストは、予選期間中に好きな音楽でダンスした動画を#GATSBSY ダンシ COMPETITION のタグをつけてTwitterで投稿し、「いいね」数およびリツイート数及び、一番の参考ポイントはなんと女子からの応援コメント!!女子の『キャー』という黄色い声援が審査ポイントとなる、SNSを利用した画期的なコンテストだ。
見事、ファイナルの舞台に上がったのは、大和NoahINSTANT。点数が僅差で決まった優勝は、純粋そうなイケメンで豪快なブレイキンを魅せつけた大和が勝ち取った!
大和

 

HIGH SCHOOL DANCE COMPETITION FINAL

今年で開催3回目を迎える本コンテスト。全国予選から勝ち上がってきたのは「千葉敬愛高等学校」「桜丘高等学校」「大阪府立堺西高等学校」の3校。3校ともそれぞれ違うジャンルと個性、勝負所を魅せた気持ちが伝わるダンスを会場に届け、ジャッジにぶつける。

千葉敬愛高等学校
千葉敬愛高等学校
桜丘高等学校
桜丘高等学校
大阪府立堺西高等学校
大阪府立堺西高等学校

汗と涙の青春が詰まった戦いを制したのは「大阪府立堺西高等学校」。大所帯で魅せるカノンや構成の変化が完璧。まさに隙がないとはこのことで、完成度の高いパフォーマンスを魅せつけた。昨年に引き続き優勝したのは関西地区の高校。大阪の高校ダンス部は強い!

 

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