RAB(リアルアキバボーイズ)東名阪ツアーライブレポ! このレポート長文かよっ! 後編

RAB 東名阪ツアー

RAB(リアルアキバボーイズ)東名阪ツアー詳細レポ後編! 神と魔法少女とオタクたちと・・・

秋葉原を聖地とし”アキバ系オタク”でありながら、ストリートカルチャーであるブレイクダンスを踊るダンスパフォーマンスチーム・RAB(リアルアキバボーイズ)が、初の東名阪ツアー”俺たち、魔法少女になります”を開催した。

様々なアニソンとブレイクダンスを掛け合わせ動画をニコニコ動画に投稿し多数のヒット動画を生み出し、現在ではTVのレギュラー番組やCM出演、アニソンのフェス等にも出演し、ダンスの表現の限界へ挑戦し続けているRAB。
そんな彼らが抱いている夢は「RAB(リアルアキバボーイズ)のアニメ化」と「日本武道館公演」だ。A-POPシーン(アニソンでダンスを踊るカルチャー)のパイオニア的存在で、その道では人気者であるRABでも、未だこの夢はかなえられていない。

しかし、全く手応えがないわけではなかった。昨年10月にクラウドファンディングを用いて開催した”中野サンプラザ無料ライブ”が大盛況に終わり、今年はさらに規模を拡大して東名阪ツアーを敢行するのだ。

ユースタでは、5月26日にディファ有明で行われたファイナル公演の模様を前編・後編に分けてライブレポート!

後編は、魔法少女と神の戦いからカーテンコールまでを含む、ライブのクライマックス部分をレポートする。


《前編までのあらすじ》
“RABのアニメ化”実現のため、自分たちで何ができるのか頭を悩ませるメンバーの元に、神と名乗る謎の声がアニメ化の願いをかなえてやろうと話を持ちかけてくる。
その内容は「魔法少女となり、人を喜ばせることをしてオッタコインを貯める。100枚集まった時に一つだけ願いをかなえてやろう」というものだった。

願いがかなうという展開に、私利私欲が働いてしまい、仲違いをしてしまったRAB。お互い別々にオッタコインを回収していたが、最後には”アニメ化”という願いを5人で見るんだという想いを確かめ合い、協力してオッタコインを100枚集めることに成功。

これで”アニメ化”の願いがかなう! 後は契約書に願いを書くだけだったのだが・・・・

前編の詳細レポートは下記参照

RAB(リアルアキバボーイズ)東名阪ツアーライブレポ! このレポート長文かよっ! 前編


5人じゃなきゃ意味がない! メンバー内の絆を描いた感動ストーリー

5人でオッタコインを100枚集めたRAB。あとは契約書に「RABのアニメ化」と書けば悲願達成できるところまできていた。
喜びを噛みしめるなか、ムラトミが契約書にサインをすることに。

オッタコイン騒動では、私利私欲に走ったメンバーが仲違いするなか、唯一、涼宮あつきと一緒に”アニメ化”を純粋に願っていたメンバーだ。
誰もムラトミがサインをすることに反対しなかった。信じていたからだ。

特に何が変わったのかわからないまま、アニメ化の話が舞い込んでくるのではと期待を膨らませるRABであったが、あるメンバーの様子がおかしい。

ムラトミの様子がいつもと違う。いつも変ではあるがこの時は違った。黒いオーラが出ているのだ。

まったく状況が読めないRABに、神から真実が明かされる。
ムラトミが契約書に書いたのは、”RABのアニメ化”ではなく”RABの解散”なのだという。

驚きと怒りで感情をあらわにする、涼宮あつき、けいたん、ドラゴン、マロンに対し、逆ギレで返すムラトミ。

「みんなが好きな分だけ、みんなが嫌い!」

アニメのキャラが闇落ちする勢いで、メンバーにライフルを向けながら、自身の不満と不安を吐き出していく。
ムラトミは、それぞれ個性と実績を持つ他のメンバーにコンプレックスを抱いていたようで、どうやったって自分には届かないものを持っているメンバーに嫉妬し、自身は劣等感に悩まされていたのだという。
RAB 東名阪ツアー
RAB 東名阪ツアー

「みんなの個性が違うからチームなんじゃないか」とメンバーに諭されても納得がいかないムラトミ。
決着はダンスでつけることになった。

魔法少女リリカルなのはA’sのOP曲『Eternal Blaze』がかかるとダンスバトルへ。涼宮あつきとムラトミのバトルから始まり、マロン対ムラトミ、途中にムラトミ1人に対してルーティンを挟み、けいたん、ドラゴンと対戦相手は変わり、見事なまでのフルボッコを受けるムラトミ。
4人がかりの猛攻に勝てるはずもなく、ついにムラトミは「お前らやりすぎなんだよ!」と叫び、倒れこんでしまった。

実はムラトミが劣等感を感じていたのは、メンバーへの嫉妬だけではなかった。

昨年、病気でニコニコ超会議の超音楽祭に出演できなかったこと。
昨年、パスポートの期限が足りず、シンガポールから入国拒否されたこと。

「自分はみんなに迷惑をかけている」

そんな思いがムラトミの闇落ちを誘っていたようだった。
しかし、仲間の励ましとたくさんのファンが応援してくれることに鼓舞されたムラトミは、自分の劣等感に悩まないと決意。

「5人でなきゃ嫌だ! お前じゃないとダメなんだよ」というメンバーの言葉を合図に、タイミングよく流れたのはオーイシマサヨシ『君じゃなきゃダメみたい』。
ムラトミの横にはダンスで励ますメンバー、後ろのスクリーンには思い出の写真たち、そして前を見ればムラトミのメンバーカラーである黄色のペンライトを会場一面に埋め尽くしてくれたファンたちがいた。
RAB 東名阪ツアー

ムラトミの心の暗雲を吹き飛ばすかのように、小林さんちのメイドラゴンのOP曲『青空ラプソディ』を披露。
同曲で踊ってみる踊り手はたくさんいるが、筆者は今まで見てきた中で、この『青空ラプソディ』が一番エモくて心をグッと掴まれた。この5人だからこそ伝わるものがあるのだ。

5人の気持ちが本当に一つになったところで、再び神が登場。
平和だったRABをかき乱した元凶を倒すべく、神に姿を見せるように詰めかけると、ついに神が降臨した。

RABの前に現れたのは、どこかで絶対に見たことある有名アニメの大悪党の姿。
なんとフリーザ様(BANBANBAN山本)が、この一連の黒幕だったのだ。

RAB 東名阪ツアー
RAB 東名阪ツアー

思えば、RABが様々なイベントで東名阪ツアーを告知するライブネタを披露していたが、そのネタもドラゴンボールのフリーザ編のオマージュだった。まさか、こんな繋がりがあったとは。物語はツアー前から始まっていたのかという衝撃を受けつつも、舞台上ではフリーザ様対魔法少女という作品を超えた戦いが始まろうとしていた。

オタクの痛いところをつく口撃で、原作ばりの残虐性を見せる神にまったく歯が立たないRAB。
このまま終わるかと思われたが、自分たちが魔法少女であることを思い出したRABは「魔法少女はみんなの夢をかなえる!」という想いで反撃に。

魔法少女まどか☆マギカのOP曲『コネクト』でソロムーブやルーティンで豪快なブレイキンを見せると、続いてデス・パレードのOP曲『Flyers』で「俺たちに力を貸してくれー!」観客たちに呼びかけ、歌詞の「everybody put your hands up」に合わせて手を上げて盛り上がる。
RAB 東名阪ツアー
RABと観客が一体化すると、今度は日常のOP曲『ヒャダインのじょーじょーゆーじょー』で友情パワーを高めて神を攻撃。バカできる仲間たちって最高! と言わんばかりのテンションの上がり具合が、会場の熱量を最高潮に上げていく。
最後は、魔法陣グルグルのOP曲『流星ダンスフロア』を披露。正直、並みのアイドルよりもかわいい表現ができてるんじゃないかと思うくらい彼らの表現力にも目を奪われる。新しいRABの魅力を見た瞬間だったかもしれない。

こうして神は魔法少女の力によって撃破されたのだった。

神が倒れ、全てが終わると、改めて今までのことをメンバーに謝るムラトミ。そして快く許した涼宮あつき、けいたん、ドラゴン、マロン。
いつもの仲良し5人組に戻ったところで、今度こそ契約書に”RABのアニメ化”を書こうという話になり、フリーザと一緒に戦った観客と一緒に「俺たちの夢はアニメ化!」と合唱し、契約書に”アニメ化”を記す。

これでついにアニメ化か?!
期待が高まるなか、場面はワンマンライブを控えたRABの楽屋に。
涼宮あつきが眠気まなこで周りを見渡すと、そこにはいつもと変わらないRABの日常があった。さっきまでの魔法少女騒動はなんだったのか? 夢と現実が混同してパニックになりながらも、結局は夢オチかよ〜! とがっくりしてしまう。

それでも、この5人がいればいつか夢はかなう! そう信じてRABはライブのステージに向かうのだった。

RAB 東名阪ツアー

しかし、本当にあれは夢だったのだろうか?

「夢は自分たちでかなえるべきだよね」

そこには、最後に楽屋を出たムラトミが、ひとりつぶやきながら契約書を破り捨てる姿があった。

そして、偽物語のOP曲『ナイショの話』で、RABが魔法少女になって大活躍する感動ストーリーは幕を閉じた。


人気曲から最新曲まで RAB(リアルアキバボーイズ)式カーテンコールで怒涛の踊ってみたメドレー

RABの絆を再確認できる感動ストーリーの余韻に浸るも間も無く「RAB式のカーテンコール行くぜー!」の声でRABがステージに再登場。

魔法少女からいつものチェックシャツをパンツインした公式ファッションで、TIGER&BUNNYのOP曲『オリオンをなぞる』、ラブライブ!のOP曲『僕らは今のなかで』を披露。音ハメと歌詞ハメが心地よい踊ってみたのライブに、観客の盛り上がりは一気に最高潮へ。
RAB 東名阪ツアー
RAB 東名阪ツアー
豪華声優陣を起用したことでも話題を呼び、”どうあがいても、クソ”と評されるアニメのポプテピピックのOP曲『POP TEAM EPIC』を披露。
これはRABが今年公開した踊ってみた動画の新作に入るネタで、RABがビリビリの力を画面に投げるとカメラが倒れるといった演出が話題を呼んでいたが、ライブでも同じ演出を再現。
RAB 東名阪ツアー
客席にビリビリを投げると観客も一緒にビリビリするといった共作ムーブで、一緒に楽しむといった遊び要素も盛り込まれていた。そして、オタクとは無縁なファックポーズも忘れずに行うなど、作品へのリスペクトも忘れないところはさすがだ。

ポプテピで盛り上がった後は、メジャーアニメのドラえもんから星野源の『ドラえもん』を披露。”映画ドラえもん のび太の宝島”の主題歌として話題を呼んでいる楽曲でRAB式ドラえもんを見せる。

そして、ドラえもんのほのぼのした世界観をひっくり返すかのように、人気ボーカロイド楽曲の『ロキ』を披露。RABの最新踊ってみた動画のネタであるが、インタロがかかった時点で、会場からは待ってましたと言わんばかりの歓声が飛び交う。
動画内でも披露されていた大技のパワームーブも惜しみなく披露され、会場の盛り上がりは最高潮に達していた。

今年話題のアニメやボーカロイドから踊ってみたメドレーを披露した後は、RABのメンバー各々が東名阪ツアーについて心境を語る。

けいたんは、100出来てたものを0から全部作り直したという本ツアーの苦労エピソード
マロンは、今回の舞台がオリジナルストーリーであること
ドラゴンは、RABはまだ進化しているのでこれからも見せていきたいという決意
ムラトミは、ストーリーが自分の話だから悩むこともあったけど、みんながいたから楽しかったという思い出
涼宮あつきは、この5人で10年できたことが魔法で、この5人じゃなきゃアニメ化も武道館も無理という仲間への感謝

をそれぞれ語り、その言葉には「これからもツアーをやっていきたいし、アニメ化も日本武道館も実現させる。ファンや関係者含めてみんなに夢を見せたい」という熱い想いが伝わってきた。

そう、彼らにとってRABの夢はもう5人だけのものではなくなっているのだ。

そんな感動的な空気を会場全体で噛み締めていると「”前世”でも波長が合ってたんじゃないかな?」と言葉にする涼宮あつき。その瞬間、観客は「あの名作のあの曲がくる!」という期待と高揚感で一気にテンションはライブモードに!

社会現象になったアニメ映画「君の名は」の主題歌『前前前世』を披露。RABが「オタの名は」でパロった名作ネタであるが、まさかこのタイミングで披露するとは。
最初から今まで感じていたことだが、ストーリーとアニメ作品と主題歌のリンクのさせ方がハンパなくうまい。よくここまで自分たちの持ちネタから、魔法少女のストーリーに違和感なく紐付けられたなと感心してしまうし、アニソンで観客と会話できてしまう演出は、もはやRABの醍醐味といえるだろう。

ラストは、RABのオリジナル曲『VERSUS』でカーテンコールをフィニッシュ。
最後までRABらしいライブステージであった!
RAB 東名阪ツアー


ライブ終了後には、RAB初の試みであるコラボカフェ企画、爆弾ジョニーとの2マンライブ開催、8月に6日間全11公演に及ぶ劇場型連続公演という怒涛のスケジュールが発表された。
RABにとって東名阪ツアーは通過点のひとつであり、今後も”アニメ化”と”日本武道館公演”に向けて精力的に活動していくという意思表示ともいえるだろう。

最初は同じオタクの趣味を共有するためにオフ会で出会ったRAB。
オタクたちが憧れで語り合った夢は、時を経て多くの仲間を巻き込み実現に向けて動きだしている。

今は夢や魔法という言葉で語られているが、いつかA-POP界の史実として「RABというアニメ化されて日本武道館でライブをしたオタクがいた」と言われる日がくるだろう。
そう信じたいし、実現させてほしいと思えライブであった。

RAB 東名阪ツアー


《イベント情報》
-RAB(リアルアキバボーイズ)コラボカフェ開催決定!-
日時:2018年6月16日(金)~7月1日(日)
会場:cafe asan
URL:http://cafeasan.jp/
※詳細は後日発表

-爆弾ジョニー✕RAB(リアルアキバボーイズ) 2マンライブ決定!-
日時:2018年7月29日(日)
場所:新宿BLAZE
URL:http://www.diskgarage.com/ticket/detail/no078884

-RAB(リアルアキバボーイズ)初の連続公演決定!-
タイトル:オタクたちのエンドレスエイト
日時:2018年8月14日~19日
場所:小劇場てあとるらぽう
一般販売:6月23日(土)12:00 一般販売開始
特設サイト:https://www.endlesseight2018.com/

《RAB夏のフェスイベント出演スケジュール》
-2018年6月15日(金)DJ ダイノジpresents ジャイアンナイト優勝博覧会 〜ジャイアン生誕祭〜 @川崎 CLUB CITTA’-
出演:二人目のジャイアン/FUNKIST/セックスマシーン/アップアップガールズ(仮)/ゆるめるモ!/キングコング西野/RAB(リアルアキバボーイズ) andmore
URL:http://l-tike.com/concert/mevent/?mid=335397

-2018年6月17日(日)リスアニ!PARK Vol.02-
出演:石原夏織/岸田教団&THE明星ロケッツ/KOTOKO(with KOTOKO BAND)/ZAQ/新田恵海/山崎はるか/YURiKA
出口博之/DJ和/DJけいたん from RAB(リアルアキバボーイズ)/中村繪里子/水島精二/吉田尚記/andmore
URL:https://www.lisani.jp/park/

-2018年6月22日(金)presented by ミオヤマザキ「ミオフェス2018〜東京編その3〜」 @渋谷TSUTAYA O-EAST-
出演:たこやきレインボー/RAB(リアルアキバボーイズ)/ミオヤマザキ/ R指定/andmore
URL:http://eplus.jp/sys/T1U14P002165159P0050001

-2018年6月29日(金)ONOKUWA CREATION presentsONO FES at SHIBUYA DUO EXCHANGE @:SHIBUYA DUO MUSIC EXCHANGE-
出演:ROA/真っ白なキャンバス/劇場版ゴキゲン帝国/シバノソウ/ RAB(リアルアキバボーイズ)
※詳細は後日発表

-2018年7月15日(日)アニソン系野外音楽フェス「Re:animation 12」@桂川河川公園特設会場-
出演:fhána/hibiku(山村響)/結城アイラ/Taku Inoue/
Kazuma Kawahara/RAB(リアルアキバボーイズ)/DJシーザー/アニソンディスコ/andmore
URL:http://r.reanimation.jp/r12/

詳しくはRABオフィシャルサイトをチェック!
http://abstreem.co.jp/RAB/index.html

《関連情報》
-YouTube【RAB】オタクが全力でロキ踊ってみた【リアルアキバボーイズ】-
https://www.youtube.com/watch?v=kjmn9KIjKIc

-ニコニコ動画【RAB】オタクが全力でロキ踊ってみた【リアルアキバボーイズ】-
http://www.nicovideo.jp/watch/sm33222178

RAB Official Web:http://abstreem.co.jp/RAB/

RAB YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/channel/UCMmO8fiv0J34qc0qIO6t31A

RAB Official Twitter:https://twitter.com/rab_crew

RAB Official Facebook:https://www.facebook.com/RAB.AKIBA/

RAB Official NicoNico Channel:http://ch.nicovideo.jp/rab-akiba

-マロン先生コミカワにて連載中!「RAB(リアルアキバボーイズ)の日常描いてみた」-
https://goo.gl/kNTMTE

-RAB主催アニソンダンスバトル世界大会「アキバ×ストリート5」-
9月2日 東京予選@池袋mismach
9月2日 名古屋予選@club JB’s
9月8日 大阪予選@日本橋CHOCHLIA
9月9日 福岡予選@天神club selecta
9月15日 北海道予選@札幌Studio Japan
9月29日 前日予選@club emo
9月30日 FINAL@新宿blaze

http://akiba-street.jp/