Beat Buddy Boiのために!SHINSUKEがアニソンを踊ってみた理由

BeatBuddyBoi SHINSUKE インタビュー

Beat Buddy Boi SHINSUKEがアニソンダンスで戦う理由とは?

2015年にメジャーデビューをしたBeat Buddy Boi(以下略:BBB)の中で、特殊なソロ活動をするメンバーがいる。ストリートダンス界のトップをとりながら、ストリートダンスとは異色の世界「アニソン」「踊ってみた」で活動をしているSHINSUKEだ。
今回、ユースタでは踊ってみたイベントでショーケースを終えたSHINSUKEにインタビューを敢行! なぜアニソンダンスバトルで戦うのか?踊ってみたに挑戦する理由とは?そして、3月29日にリリースされる新曲『キセキ 〜ウェディングver.〜』の話など、Beat Buddy BoiのSHINSUKEが今何を思うのかを語ってもらった!


アニソンダンスバトルは奥が深い!魅力にどんどんハマっていきました

-本日はかばNIGHT!!!のショーケースお疲れさまでした。ここ数年、めっちゃうまいストリートダンサーがアニソンダンスバトルに出ているという噂を聞きまして、調べたらメジャーデビューしたBeat Buddy BoiのSHINSUKEさんだったのですけど、アニソン系のダンスイベントで踊るようになったキッカケを教えてください。

SHINSUKER.A.Bが出演している、アニソンでダンスバトルをする番組があったんですが、それに出てみないか?というお話を頂いたのが最初のキッカケです。そもそもが、「モンスターストライク」というゲームのテーマ曲で1分間自由にパフォーマンスするというコンテストがありまして、なんとなくその場のノリでエントリーしたら優勝しちゃったんですよ(笑)。その実績があったからなのか番組出演のお話を頂けたんですが、番組に出る前にアニソンダンスバトルについて調べてみたんです。そうしたら、とても奥が深くて相当頑張らないと負けてしまうと思って。このままではヤバイと思ったので、アニソンもたくさん聞きましたし、アニソンダンスバトルも見まくって勉強しました!

-なるほど、出るからにはちゃんと勉強しようと思ったのが、最初のキッカケだったのですね。番組での手応えどうでしたか?

SHINSUKE:実はスケジュールの関係で番組は出れなくなってしまったんです。でも、せっかくなので何かイベントに出たいと思っていた時に、「A界戦線」というアニソンとボカロのバトルがあって、アニソンやアニソンダンスについて相談にのってもらっていたイト君と一緒に参戦したんです。そうしたら初参戦で優勝できてしまって、アニソンダンスバトルの雰囲気も、自分の中でとても居心地が良く思えて楽しくて。

出典:YouTube

次は一人で挑戦してみようって思ったので「A-BOY BEBOP」に出て、そこでも優勝できたんです。そこまで来たらさすがにテンション上がるじゃないですか(笑)?そこからアニソンダンスバトルにハマりました。もちろん毎回優勝出来る訳じゃないし、負けたり予選落ちしたりすることもありますけど、ただ楽しくて挑戦し続けてます。

SHINSUKE
出典:Dews

-元々、アニメが好きだったりとか背景はあるのですか?

SHINSUKE:もちろん元々アニメもゲームも好きです。オタクというレベルにはまだほど遠いですが(笑)、単純に好きだし、勉強のためにも以前よりもジャンルも幅広くアニメを見るようになりましたね

-アニソンとストリートダンサーが使用する曲って、音もリズムも全然違うと思うのですが、バトルをやっていて違いはありますか?

SHINSUKE:やはり違いますね。アニソンダンスバトルは、参加者も観客もみんなアニメが本当に好きだし、みんな曲も知っているので、曲が流れた瞬間に曲に対しても毎回歓声が起こるんです。ストリートダンスのバトルでは決勝戦ぐらいでしか起きないレベルの歓声が、アニソンダンスバトルでは予選から決勝までずっと歓声が続きます(笑)。自分が踊る時も、好きな曲がかかった時の高まり方はハンパじゃないですね。そういった部分に出場する人は病みつきになるのかもしれませんね。僕もそうですし。ストリートダンスのバトルでは、こんな風に楽曲で会場全体の高揚感が出ることはあまりないと思います

-確かにストリートダンスは曲数も違いますし、洋楽も多いですしね。

SHINSUKE:やっぱりアニメって音だけでは無いので、思い入れが強いんだと思います。作品と曲が重なった時に体が震えるんですよ! 最初僕もアニソンダンスバトルを動画などで見てて正直、「そんなにテンション上がる?(笑)」って思っていたんですけど、実際に自分の好きなアニメの曲が決勝で流れたら、体が震えるほどテンション上がりました(笑)。「これか!」っていう感じで、みんなの気持ちがわかりましたね。

-BBBでは音ハメだったり、音に乗るダンスが特徴だったと思うんですけど、いきなりアニソンが流れて、BBBでやってきた自分って出せますか?

SHINSUKE:アニソンダンス界って、HIPHOPで踊る人は数えるくらいしかいないんですよ。なぜかというと、アニソンとHIPHOPの踊りってあまり合わないんです。テンポがそもそも合わなくて。でも、僕を含めてBBBメンバーはみんなそうなんですけど、HIPHOP以外のジャンルの音楽もダンスも元々好きなので、色々なダンスジャンルをやっているからこそある程度対応できるんだと思います。あとは、音ハメをしたりとわかりやすいこともしますし、歌詞の内容で動きを作ったり、作品の内容から動きに繋げたりと、いろいろと工夫しつつ踊っていますね。今まで「BBB SHOCK LIVE」でやってきた、お芝居的な部分であったり、ライブの際にお客さんみんなを巻き込むような踊りをしていたことが役に立っていますね。

 

BBBの中でこういう活動ができるのは自分しかいないと思った

-今日もショーケースを見たときに、表現力がすごいし、お客さんを意識しているなって思いました。ダンスチーム時代のBBBの時とダンスが違うなという印象でしたよ。

SHINSUKE:そうですね。そこは意識しています。言ってしまえば、ダンスをあまり知らないお客さんに、ショーケースで難しいことをしてどれだけ見せつけようとしたところでそれは伝わらないと思うんです。僕がお客さんを選ぶ訳ではないですし、その瞬間見てくれている人たちにどれだけ楽しんでもらえるか?ということが一番大切かなと思っています。「踊ってみた」の動画も、最近興味が出て色々と見ているんですけど、「踊ってみた」のマインドって今のBBBの活動やライブの中でマインド的に繋がる部分があるなって。

-見ている人に楽しんでもらうというということですか?

SHINSUKE:昔は「スゴイ」とか「カッコいい」って思われたくてずっとダンスをやっていたんです。誰もやらないような構成や振付けを見せて、「すげぇ!」とみんなに言われたいと思ってました。その頃にも「踊ってみた」を見たことがあるんですけど、その時には正直特に何も感じなかったんです。「なんだこれ?」みたい(笑)。でも、BBBでメジャー活動をするようになってから、根本的に「そうじゃないな」と思い始めたんです。確かに「すげぇ!」と思われることも大事なんですけど、それを見て「ダンスをやりたい!」と思って始める人はそれほど多くは無いと思うんですよね。「踊ってみた」の方たちは本当に楽しそうに踊ってるし、 動画を見て「真似してみようかな?」とか、「自分もやりたいな」と思わせられることが本当にスゴイことだと思うようになりました。そういうマインドをBBBの中で表現する役割はきっと僕じゃないかなと。ただ、活動の成果をBBBに持って帰れないと、単純に好きで趣味でやってるみたいになっちゃうんで(笑)、やるからにはしっかり、いろんな形で成果をBBBに持ち帰りたいです。

-BBBに持ち帰るというのは、アニソンバトルや踊ってみたのテイストをBBBのテイストとして入れたいということですか?それとも、イベントに出たり、動画をリリースすることで知名度を上げて、アニソンダンサーの人たちにBBBの存在を知ってもらいたいということですか?

SHINSUKE:BBBの存在を知ってもらいたい、という方ですね。アニソンダンスバトルのテイストも入れたら、また別の面白いテイストも生まれるのかなとは思うんですけど、そこでは無く、まず今は、アニソンバトルの方たちや「踊ってみた」の方たちなど、その世界でもダンスが好きなみなさんにBBBを知ってもらうことを目標にしています。

-でも、もしかしたらSHINSUKEさんがアニソンバトルに出ているということがキッカケでアニソンを作っているトラックメイカーからBBBの世界観をミックスして楽曲を作るみたいなことも起こるかもしれないですよね。

SHINSUKE:アニソンダンスバトルや「踊ってみた」は絶対にこれからもっと流行すると思っていますし、日本のアニメって世界に認められているカルチャーだから、アニソンがなくなることって無いと思うんです。

-今、現在踊ってみたの動画を作ったりしてないのですか。

SHINSUKE:今、計画中で練習も始めています。HANDSIGNのJiNさんとお話をしていて、一緒にやりましょう、という話になっているので、完成次第出す予定です!

-アニソンバトルの話に戻るのですが、ジャッジの見られ方ってストリートと違いますか?

SHINSUKE:それもまた全然違いますね(笑)。ジャッジがストリートダンサーの時もあれば、アニソンダンサーの時もありますし、アニソンDJの方だったりもするので、その時によって見られ方や判断基準が全然が違うと思います。例えば、ストリートダンサーならやっぱり踊り中心で見せて行かないとだめだし、アニソンダンサーやDJの場合は世界観を含めて歌詞や作品に絡めて表現して踊ったりと、ジャッジを見て全然踊り方を変えますね。全体的にアニソンバトルでは分かりやすく、伝わりやすく踊ろうと心がけています。

-じゃあ今はもうやりながら探っている感じなのですね。駆け引きとか1から覚えなおしている感じですか?

SHINSUKE:そうですね。でも、圧倒的なダンスのパワーで突き進む方もいるので、その人それぞれだと思いますね。

-昨年末の「BBBオールスター感謝祭’16~NAKAMA PROJECT FINAL~」でネオたんとアニソンダンスバトルをしていましたが、相手はブレイキンでした。アニソンバトルだと他ジャンルと戦うことが多いですか?

SHINSUKE:HIPHOPをやってる人が本当に少ないので、ほぼほぼジャンル違う人としか当たらないですね(笑)

SHINSUKE ネオたん
画像提供:株式会社アノマリー

-アニソンバトルはブレイキンが多いイメージです。

SHINSUKE:ブレイキンも多いですけど、ポッパーも多いですね。ポッパーさんて職人気質というか、元々が狭く深く追求するダンスジャンルであるので、そういう職人気質がオタクに通じる部分があるのかもしれませんね。

-アニソンバトルのオーディエンスって、あまりダンスを知らない人も多く来ていると思うので、ブレイキンとか派手な動きがあるほうが盛り上がりやすいというか、有利な気がするのですけど、なにかHIPHOPで戦うことで工夫していることはありますか?

SHINSUKE:僕の場合はHIPHOPというより、POPやアニメーションの要素をうまく入れつつ分かりやすく踊ったりとか、派手なアクロバットの技を入れたりしつつ、曲の世界観を表現出来るよう頑張ります。あとは音の取り方ですかね。

-どういう音の取り方ですか?

SHINSUKE:曲の中でのリズムの取り方と、歌のメロディの取り方ですね。アニソンをたくさん聞いていて曲の構成のパターンがある程度分かったんです。Aメロから始まりBメロでちょっと落ち着いて、サビで派手になる、みたいなあくまでベーシックな構成の何パターンかで作られているので、その構成に合わせて踊るとハマるときがありますね。

-ここまでやっていると、1つのダンススキルとして備わっているのではないかと思うのですけど、BBBメンバーからはダンス変わったねとか言われることはありますか?

SHINSUKE:どうですかね~?(笑)。たまにTwitterに僕が踊るアニソンダンスの動画を載せたりするんですけど、メンバーはそれを見て「(メンバー内で)SHINSUKEしか出来ないことだよね」とは言っています(笑)。

Missy Elliottからフォローされた動画とは?

-そういえば、SHINSUKEさんがダンス動画をアップしている活動で、Missy Elliottのスーパーボールの踊ってみた動画が、本人からリアクションが来たということですごいことになってると聞いたのですが?

SHINSUKEMissy ElliottからTwitterにいいねとフォローがきました。Instagramはコメントがきましたね。

-さらっと話していますけど、すごいことですよね! コメントはどんな感じだったのですか?

SHINSUKE:拍手の絵文字が来ました! 果たしてそれはコメントなのか?って感じですけど(笑)。

@missymisdemeanorelliott #imbetterdancechallenge #imbetterballchallenge #imbetter #BeatBuddyBoi

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-でも、もしかしたらこれがキッカケでMissy Elliottと一緒に仕事できるかもしれないですよね。ちなみに、「踊ってみた」の踊り手さんで仲のいい人はいるのですか?

SHINSUKEHANDSIGNのJiNさんと、SLHのカラス君も仲良くさせて頂いてます。あと今日出演した「かばNIGHT!!!」に出ていた踊り手だと、腐男女とか黒笠ですね。あとはアナタシアのメンバーも最近仲いいです。それつながりでギニュ~特戦隊のギアちゃそ君。現場だと国産本マグロの虎さんとも絡みがありますね。彼らの話を聞くとやっぱりおもしろいですし、勉強になります。

 

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