夢をみるエンターテイナーの登竜門! DREAM HIGH

DREAMHIGH

夢をみるエンターテイナーの登竜門! 必死のパフォーマンスに会場は熱い声援

9月4日(日)@DDD青山クロスシアター

DREAM HIGH

ダンスイベントが多く開催される現在。どのイベントにいこうか迷うことも多いだろう。

この日、DDD青山クロスシアターにて夢を掴みたいパフォーマー達を応援するDREAM HIGHが開催。

ATZO、RYUZY、KITEらが率いる8人の弾き侍、HASSE、MC USKなどの豪華ショーケースを筆頭に会場は盛り上がりをみせた。

このイベントはPOPダンサーとして世界的に活躍をする、ファーマーアクションのKITEがオーガナイズするイベントで、最大の特徴はダンサーとシンガーが入り混じってショーケースをおこなう内容だ。

そして、その出演者は初めてダンスイベントに出るチームから、名前の知れたダンスチームなどキャリアに幅があり、その心はエンターテイナーとしての夢を掴むための経験の場所にしてほしいという願いが込められている。

さらに、イベントの途中ではMC.KITE(キテ)とMC USKがシンガーをゲストに呼び、トークを繰り広げるラジオ番組『Let’s DanSing♪』の公開収録も行われた。

シンガーのRili.とサプライズゲストのPani crew YOHEYも登場し会場は驚きの声に包まれる。

それではさっそく、DREAM HIGHを紹介していこう!

シンガー界のマチョビアン?! 1部から濃いショーケース連発のDREAM HIGH 1部

ダンスチームとシンガーが舞台でショーケースをおこなうDREAM HIGH。

1部のシンガーライブはHANOI BON’Ds、片平直哉、らぎょーの3名が登場。

HANOI BON’Dsはこの日No.1の強烈な個性! ハッピにふんどしというなにかやらかしそうな風貌で登場。

その期待に応えるかのように、ふんどし一丁でパフォーマンスを始め、客席にも乱入するという規格外なパフォーマンスで会場をかき回した! その姿はダンサーのパイレーツマチョビアンをみているかのようだ。

片平直哉は人柄が伝わるような切ないラブソングを歌いあげる。オーディエンスは真剣に聞きながらも体をゆっくり左右に揺らし、彼のヴォーカルを体で感じていた。

らぎょーはギター一本と自身のヴォーカルで聞かせるミュージシャン。2曲目の「軌跡」ではオーディエンスもスタンディングで応援し、彼の想いが会場に届いたサウンドになっていた。

KITEとのやり取りも面白く、MCでは笑いも起きていた。

DREAM HIGH1

ダンスチームからは、7SWARK、Incendio、NE★ON、Techincolor、カノンとコモモ、THE WILL WALLが登場。

まさにDREAM HIGHのイベントにふさわしいダンスチームが心打たれるショーケースを見せてくれる。この日、初ステージのチームもいたが、堂々と踊っていたのが印象的。

トリを飾ったのはスタジオWILL WALLのインストラクター達によるスペシャルショーケース。初っ端からまさかの振付でオーディエンスの心をキャッチし、スタジオのカラーを見せつけた。

DREAM HIGH2

強いヒットを放つ舞踊者が登場! DREAM HIGH 2部

2部のシンガーライブはこまいけんと、ひろえ、TiNが登場。

ギターの弾き語りで全国を回っているこまいけんとは家族を思った歌と、子供の頃に好きだった虫のMCなどでKITEやMC USK、そして、FISHBOYも巻き込み会場の爆笑を誘った。

普段は怖い話のナレーションやベリーダンスを本業としているひろえは、歌に関しては素人ですと爆弾発言。それでもソウルフルなヴォーカルは会場に響き渡った。

TiNは松任谷由実の「真夏の夜の夢」と自身のオリジナル曲「Magic Love」の2曲を披露。JAZZシンガーのような歌い方や、キャッチーな楽曲を軽快に歌うなど、歌唱の幅を見せつけた。バックダンサーとのライブ感も目を見張るライブ。

DREAM HIGH3

ダンスチームは、マイシスタ、SHOOP、STHENNO、IWGP、SPRINT、REINA HERMAMA、舞踊者が登場。

比較的、POPダンスを踊るチームが多かった2部。同じPOPでもチームによって魅せ方が変わるということを実感させてくれたショーケースが多数であった。

DREAM HIGH4

トリを飾った舞踊者は重厚感あるPOPダンスを披露。ULTIMATE CREWとしてもKITEととも歩んできた彼らは、沖縄レペゼンからくる独自のカラーを持ちつつも、どこかフォーマーアクションイズムも感じさせてくれるチームだ。

この日も、彼らにしかできないショーケースで会場を盛り上げた。

舞踏者

歌もダンスも熱い思いがこもったショーケースの連発! DREAM HIGH 3部

3部のシンガーライブは、SHINYA、松浦健太郎、KAZZ ROXXANEが登場。

SHINYAはバックダンサーの2人を引き連れてのライブ。熱いフェイクが印象的な楽曲で会場を一気に盛り上げる。

2曲目はミディアムバラードの「小さな輝き」を披露。シンガーソングライターらしい、思いがつまった楽曲はオーディエンスの心をキャッチしていた。

松浦健太郎はラップで4曲を披露。ミディアムバラードやアップテンポ、メッセージ性の強い楽曲から、ORANGE RANGEのロコローションもカバーした。

KAZZ ROXXANEはその美声で3曲披露。元HIPHOPダンサーだけあり、盛り上げ方をよくわかっているといったさすがのライブを繰り広げる。

ちょっと早めのクリスマスソング歌います! などMCでも笑いを取っていた。

DREAM HIGH5

ダンスチームは、S・B・S、Boo da doo、Olive、ADVENTURE TIME、FUNKAHIPS NUMBER、Boogeekが登場。

このイベントに参加する想いが強いダンスチームが多いという印象で、地方から参加するチームもいた。

ダンススキルも高いチームが多く、これからが楽しみなダンスチームの存在が目立ったという印象が強い。

DREAM HIGH6

豪華ゲストがゾクゾク登場! オオトリはMC USKが務める DREAM HIGH 4部

DREAM HIGH 最後を飾る4部は豪華ゲストが次々登場し、会場は終始盛り上がりを見せる。

4部冒頭では、MC KITEとMC USKがゲストシンガーと共に音楽やダンスについてトークをするラジオ番組「Let’s DanSing♪」の公開収録が開催。

Let's DanSing♪

この日サプライズゲストとして、PaniCrew YOHEYも登場し、熱くてためになるエンタメトークが繰り広げられた。

真面目な話はもちろん、この番組。MC KITEとMC USKのやり取りがものすごく面白い。

番組はYoutubeでアップされているので、ぜひこの機会にチェックしてほしい番組だ。

出典:Youtube

この日公開収録された番組も後日アップされるようなので、要チェック!

公開収録後はMAIKOが振付するKOOるくるぅぅぅがダンスショーケースでスタートを飾る。

超個性的でキレキレなダンスはまさにクレイジー! 独自の世界観でオーディエンスを圧倒した。

KOOるくるぅぅぅ


続いてLet’s DanSing♪にも出演していたRili.のライブ。

控えめで、ふわふわしたイメージとは裏腹に、歌を歌えばまるで別人。

その歌唱力は本物で、バラードからアイドルっぽい楽曲など、アーティストとしての幅も見せてくれた。

Rili.


続くダンスショーケースは期待の最強姉妹HIPHOPダンスチームFUNKAHIPS。

応援団が多いのか、ものすごい声援を浴びていたのが印象的だ。

その声援にこたえるように、グルーヴ感のあるダンスで実力を見せつけた!

FUNKAHIPS


続いてはHASSEのライブショーケース。

ダンサーとしても関西を拠点にExzeとして活動。上京してからはシンガーとして本格的に活躍をしているアーティストだ。ドラゴンクエストスぺクタルズツアーにダンサーとして参加しており、エンターテイナーとして活躍目まぐるしい日々を送っている。

この日は、ライブを意識してキャッチーな楽曲や自身の人気曲などを披露し、オーディエンスと一体となるライブを繰り広げた。

HASSE


ダンスショーケースのラストを飾るのは、オーガナイザーのKITEやRADIO FISHのFISHBOYが参加する8人の弾き侍によるPOPダンスショーケース。

豪華すぎるメンバーにオーディエンスは終始テンションがMAX状態。8人、ソロ、複数でのルーティンなどどれを見ても感動の一言。

終わって欲しくないなと誰もが思ったとき、ダンスよりも先に曲が終わるというハプニングが!

そんなハプニングも笑いに変えてパフォーマンスにしてしまうこの8人は、本当のエンターテイナーだと思わせてくれた。

8人の弾き侍

8人の弾き侍


続いて登場したのは、ライブステージでよく名前を見るようになった戸塚慎のライブ!

オープニングは宇宙人をイメージした楽曲のALIENを披露。バックダンサーと共に登場し、印象に残るエイリアンダンスは一気にオーディエンスの目を釘付けに。

久しぶりに「道」を披露するなど、ファンにも嬉しいセットリスト。

最後はEZ DO DANCEでオーディエンスと一緒に盛り上がり、完璧なライブショーケースを見せつけた。

戸塚 慎


DREAM HIGHのオオトリを飾るのは、ここまでイベントの進行をしてきたMC USKだ!

イベントMCとして彼の姿を見ることは多いが、ライブショーケースを見れるのは中々レアともいえる。

この日3曲ほどラップを披露したが、曲中に8人の弾き侍が登場し一緒にライブを盛り上げるというサプライズ展開に!

最後にはどんどん人数が増え、先ほどライブに出演したHASSEも加わる。オーディエンスもMC USKのあおりに応え声をあげ、会場はこれ以上ない一体感を生み出した。

MC USK

MC USK


楽しかったダンスライブイベントも時計を見れば8時間経過。

そんな時間経過もわすれさせてくれるくらい盛り上がったイベントだったと胸をはっていえる内容だった。

オーガナイザーのKITEは

「ダンスは人と絡んで楽しむものだから、こういう一緒に盛り上がる場所になるイベントをずっとやりたかった。」

とMCで語っていた。

確かに、この日彼は全力でこのイベントを盛り上げていたと思う。完成されたエンターテイナーだけでなく、経験を踏むために参加するダンサーやシンガーもいる中で、一生懸命MCでいじったり、盛り上げたり、宣伝をする時間を与えたりなどの出演者のフォローも愛を感じたし、ノリ方に迷っているオーディエンスの中に入って、盛り上がり方を自らみせてみるなど、イベントの楽しみ方というのを教えてくれていた。

筆者も色々なダンスイベントを見てきたが、こんなに体を張ってるオーガナイザーを見たことない。

次回のDREAM HIGHがいつ開催されるかは未定だが、もし、開催の告知を見たらこのイベントは絶対に参加した方がいい。きっとライブ経験を積む以上の何かを得ることが出来るそんなイベントだ。

そして、見る側もエンターテイメントを純粋に楽しむという簡単そうで難しいことが、ここでは自然にできるようになる。

筆者もまた開催される際には取材したい。

そう思える素敵なエンターテイメントを見せてくれた。

EVENT DATA

『DREAM HIGH』

2016年9月4日(日)@DDD青山クロスシアター

取材協力:DREAM HIGH

取材・文:NOZATATSU

写真:f-performance